コンピュータ、ネットワークの恩恵を受け、デジタル化が進むにつれて情報量も増え、今やこの情報無しでは全てが成り立たないと言われるほど「重要資産」として取り扱われています。それと同時にこれら膨大な情報を格納する現在の記憶装置の容量は増える一方で、その高密度化ゆえにデリケートな媒体となり、僅かな障害でも利用者に大きなダメージを与えるようにもなりました。
この解決策としてソフトウェアの普及や対処情報も増え、ある程度のトラブルは緩和させる事も可能になりましたが、対処域の判断を誤れば次の機会すら奪いかねない新たなリスクへと変わります。当社における復元作業は、これらリスクを伴った解決策ではなく、媒体構造のみならず、機能や特性全てを把握した上で処置を行い「重要資産」のもとである媒体内の磁気情報や記録情報部分から解決していきます。
あらゆる障害に対応する信頼の設備と技術
Class100 レベルクリーンルーム完備で物理障害のハードディスクも対応。突発的な障害、災害による水没、落雷、落下による物理的破損でも大丈夫です。更に残留磁気情報抽出装置、ファームウェア解析装置など様々な専用設備を用いて復旧作業を行っていますので、様々なOSの論理障害、RAID構成、暗号／パスワード障害を克服、構造解析／調査等も行います。
メモリ製品の物理障害においては基板に表面実装されるNANDメモリチップを取外しての解析を行い物理破損、寿命により機能を停止したメモリなどの復旧に対応しています。
論理障害においては様々なOSで採用されるファイルシステムに対応。NASなどネットワークからデータを保存するストレージ製品の論理障害やRAID崩壊、また暗号環境などの深刻な論理障害でも対応しています。
対応プラットフォーム
【対応OS】
Windows ( 7, Vista, XP, 2000, NT, Me, 98, 95, 3.1 ), Mac ( OS, OSX ), Linux各種, UNIX各種MS-DOS, Netware, 産業機器, NC機械, その他
【対応メディア】
ハードディスク( PATA / SATA / ZIF / SCSI / SAS ), NAS, RAID ( 0 / 1 / 3 / 5 / 6 / JBOD構成 )
SSD, USBメモリ, デジタルカメラ各種メモリ, CD, DVD, ブルーレイ, MO, フロッピーディスク, テープ
Microsoft Officeファイル, メールファイル, その他
